なぜ日本人は投資をしない人が多いのか?

日本経済

〜貯金大国が“お金で損をする国”になった理由〜

「投資は怖い」
「損したくない」
「よく分からないものには手を出さない」

こうした声は、日本ではとても自然です。
実際、日本人の多くは投資をしていません

しかしそれは
日本人が怠けているからでも、頭が悪いからでもありません

むしろ「投資をしなくても生きられた国」だったからです。


① 日本は「貯金だけで増えた国」だった

親世代を思い出してください。

  • 銀行に預けるだけで年利5〜7%
  • 定期預金=安全で増える
  • 株は「ギャンブル」

この価値観は完全に合理的でした。

つまり
👉 日本人が投資をしないのは“成功体験”が原因です。

2025年12月19日に、日本銀行が最近政策金利を0.75%に引き上げをしました。
(30年ぶりの高水準)

下記の写真が昔の日本の銀行の金利です👇


② 教育で「お金」を一切教えない

日本の学校では

  • 微分積分 → 教える
  • 世界史 → 教える
  • お金の増やし方 → 教えない

なぜか?

投資=危険
お金の話=下品

という文化が根強いからです。

結果どうなるか。

投資=怖い
やらないのが正解

という刷り込みが完成します。


③ バブル崩壊のトラウマが強すぎる

「株で家を失った」
「投資で人生が狂った」

こうした話を
日本人は何度も聞かされて育ちます。

だから無意識に

投資=人生終了スイッチ

になっている人が多い。

失敗談だけが語り継がれる国
それが日本です。

30年間のチャートですが、
日本株(TOPIX)は、横ばい状態です。

一方でアメリカ株(S&P500)は成長しており日本株と大きく差がついています。

(TOPIXとS&P500は、株式市場全体を把握するために用いられる、代表的な株価指数の一つ)

https://kabu.com/item/foreign_stock/us_stock/column/5.htmlから引用しました。


④ 国が“投資しなくてもいい仕組み”を作っていた

かつては

  • 終身雇用
  • 年功序列
  • 退職金
  • 年金

これらがあったため

👉 個人が資産形成しなくても国が守ってくれた

しかし今は?

  • 終身雇用 → 崩壊
  • 年金 → 実質減額
  • 物価 → 上昇

なのに
価値観だけが昭和のままです。


⑤ 日本人は「損すること」に異常に弱い

日本人は

  • 10万円得する喜びより
  • 1万円失う恐怖の方が大きい

これは心理学的にも証明されています。

だから

少しでも減る可能性があるならやらない

という選択になりやすい。


それでも時代は変わった

現実を見てください。

  • 銀行預金 → 実質マイナス
  • 物価 → 上昇
  • 税金・社会保険料 → 上昇

何もしないことが、最大のリスクになりました。


投資は「金持ちのゲーム」ではない

投資とは

❌ 一発逆転
⭕ インフレに負けないための行動

ギャンブルではありません。

自分の資産を守るための投資です。

私が子供の時、両親に、
「投資は悪だ。大損をするぞ」「貯金をしなさい」と教えられました。

しかし、実は私たちが銀行に預けている日本円も、銀行を通じて企業や国に貸し出され、立派な投資として運用されているのです。

銀行預金=貯金と勘違いしている方が非常に多いです。

銀行預金自体が間接的な投資であり、「投資を一切しない」という選択は、実質的に存在しません。


まとめ|日本人が投資をしない理由は“正しかった”

日本人が投資をしない理由は

  • 貯金で増えた成功体験
  • 教育の欠如
  • バブル崩壊の恐怖
  • 国に守られていた過去

すべて合理的な理由です。

でも
環境が変わった今、同じ行動を続けると損をする。

だから今、

「投資をする人」と
「何もしない人」

の差が静かに広がっています。

※この記事は投資を勧めるものではありません。

行動するかどうかはご自身の判断でお願いします。

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