久々の飲み会で感じた「人は立場が変わると、ここまで変わるのか」という違和感

人間関係

先日、1年ぶりに、昔の会社の仲の良かった先輩と再会する飲み会に参加しました。
場所は、鍋料理が出る落ち着いたお店。
参加人数は15人ほどで、懐かしい顔ぶれも多く、「久々に近況を語れるかな」と少し楽しみにしていました。

しかし、その期待は開始早々に崩れました。

「久々やな」より先に出た言葉

最初にかけられた言葉は、
全員をまとめる、1人のリーダー気質の38歳の先輩に

先輩「お前、久々やな。」

私「めっちゃ久しぶりですね。元気ですか。」

先輩「元気してるよ。てかお前老けたな。」

冗談のつもりなのかもしれませんが、久々に会っていきなり言う言葉としては、正直いい気分ではありません。

しかも、言ってきた本人は既婚者で11年の付き合いです。

今年の6月付けで大手企業を退職。

父親の農家を引き継ぎ、売り上げは順調そうな様子。

こちらの状況や気持ちを考えず、上から評価するような口調に、早くも違和感を覚えました。

「お前はサラリーマンが向いている」という決めつけ

次に言われたのが、

「お前はサラリーマンが向いてる。独立はやめとけ。」

私は独立すると言った覚えはありません。
それでも、まるで人生の進路を勝手に決められたかのような物言い。

経験からくるアドバイスならまだしも、相手の話を聞かずに断言するのは、アドバイスではなくマウントに近いと感じました。

結婚生活の話が「説教」に変わる瞬間

話題が結婚生活に移り、「順調です」と答えると、

先輩「家事は全部やってるか?」

私「全ての家事はしていませんが、できる限りのことは頑張っています。不注意で妻から注意されることはありますが…」

先輩「全部やったほうがいいぞ。奥さんも仕事や家事で忙しいと思うし、何もせんかったら愛想尽かしてお前から離れていなくなるぞ。」

と、一方的な説教モードに。

もちろん家庭内の役割分担は大切です。
ですが、各家庭にはそれぞれの形があります。
事情を知らない他人に「全部やれ」と断言される筋合いはありません。

子供扱いされる瞬間の不快感

鍋の火が強いから弱めて、と言われたので操作すると、

「でっきるかな〜?」
「はい!よくできましたー!」

2歳児に接するような口調。
冗談なのは分かりますが、相手との距離感を完全に間違えていると感じました。

他人を下げて笑いを取るスタイル

遅れてきた別の先輩に対して、

「顔色よくなったな」
「でも会社大丈夫なん?お前の会社潰れそうやな」

と、冗談にしてはあまりにもデリカシーがない発言。

さらに、

・ボーナスはいくらか
・会社の売上はどうか
・部署を聞いて「たらい回しにされているな」

など、終始「評価する側」の立場からの発言が続きました。

私にもほぼ同じことを言われました…

「聞いてきたのに、全否定される」という違和感

別の場面でも、強い違和感を覚えることがありました。

食事の話題になったとき、先輩から、

「奥さんとは外食、どこに行くん?」

と聞かれました。

私は、実際によく名前を聞き、評判も良いおすすめの田舎の焼肉屋を一つ紹介しました。
すると返ってきたのは、

「焼肉としゃぶしゃぶを一緒に出してる店はな、美味しくないぞ!」
「街に行ったらもっと美味しい焼肉はあるぞ!俺、色々店知ってるから聞いてきてな!」

という、即座の全否定。

正直、少し驚きました。
なぜなら、その先輩はその店に行ったことがないと言っていたからです。

「場を盛り上げている」らしいが…

後から他の人に聞くと、

「本人は悪気ない」
「場を盛り上げてるつもり」

と言われました。

しかし私は思います。
いじりと、相手を下げる行為は違う

笑っているのが本人だけなら、それは盛り上げではなく、自己満足です。

見栄と消費から感じた違和感

話の中では、

・高級車
・ブランド品
・ギャンブル
・派手なお金の使い方

を誇らしげに語っていました。

それを聞いて私が感じたのは、羨ましさではなく、

「お金の使い方、かなり荒いな」

という率直な印象でした。

私は見栄を張らない。
ブランドにも興味はない。
車も維持費を考えると、必要最低限でいい。

もし同じお金があれば、私は堅実な投資や将来の安心に回します。

禁煙の店で起きた、決定的に価値観が合わない出来事

さらに決定的だったのが、喫煙に関する一件です。

その店は**明確に「店内禁煙」**と掲示されていました。
それにもかかわらず、先輩は若い店員さんに対して、

「兄ちゃん、タバコ吸いたいんだけどいい?」

と軽いノリで質問しました。

店員さんは困った表情で、

「申し訳ありません、店内は禁煙となっております」

と丁寧に断っていました。
普通なら、ここで話は終わるはずです。

しかし先輩は、

「だめなん?」
「じゃあ店長に言ってきてや」

と、まるで断られたことが気に入らないかのように食い下がりました。

店員さんは「わかりました」と言って奥へ。
正直、その時点で私はかなり嫌な予感がしていました。

すると3分ほどして戻ってきた店員さんは、灰皿を持っていました

先輩はそれを見て、

「さすが兄ちゃん!イケメンやな!」

と上機嫌。

その直後、

「お前ら、吸っていいって!」

と宣言し、喫煙者たちは一斉にタバコを吸い始めました。

周りのお客さんが見えていない行動

その場には、私たち以外のお客さんも普通に食事をしていました
禁煙だと思って入店している人も、当然いたはずです。

正直に言って、私は強い違和感と不快感を覚えました。

・ルールを力関係でねじ曲げる
・若い店員さんに無理をさせる
・周囲の客への配慮がない

これを「大人の振る舞い」とは、どうしても思えませんでした。

「通が偉い」「顔が利く」が正義なのか

先輩にとっては、

「店長と知り合い」
「融通がきく自分はすごい」

という感覚なのかもしれません。

ですが私には、
それは誇ることではなく、ただのマナー違反に見えました。

本当に余裕のある人は、
ルールを破ってまで自分を通そうとはしない。

その瞬間、
「この人とは、もう価値観が完全に違うな」
と、はっきり確信しました。

本当に豊かな人は、偉そうにしない

今回の飲み会で強く感じたのは、

本当に余裕のある人ほど、他人を見下さない
ということ。

立場や収入が変わると、人はここまで態度が変わるのか。
少し悲しくもあり、勉強にもなりました。

距離を置くという選択

終電が気になり、途中で退席すると、

「家庭の事情か」
「良いお年を」

と言われました。

もう無理に付き合う必要はない。
そう思い、少し距離を置くことにしました。

人間関係は、無理して続けるものではありません。
価値観が合わなくなったなら、静かに離れるのも立派な選択です。


まとめ:あなたが悪いわけじゃない

もしこの記事を読んで、

「自分も似たような経験がある」
「昔の知人と会うのがしんどい」

と感じたなら、それはあなたが悪いわけではありません。

人は成長するし、価値観も変わる。
合わなくなった人と距離を取るのは、逃げではなく自分を守る行為です。

無理に笑わなくていい。
無理に合わせなくていい。

静かに、自分の人生を大切にしていきましょう。

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